資産科目を理解したら、次は「負債科目」だよ。
名前の響きだけ聞くと少しむずかしそうだけど、考え方はとてもシンプル。
負債科目は、
会社が「あとで支払わなければいけないもの」をまとめた分類。
この記事ではケイリっちが、初心者さんにも分かるように
負債科目の基本・よく使う項目・仕訳例をやさしく解説するね。
この記事で分かること
- 負債科目とは何か
- よく使う負債科目(初心者向け5つ)
- 仕訳例
- 資産との違い
- 初心者が間違えやすいポイント

負債は「あとで払う約束があるもの」だよ〜。一緒に覚えてこ〜!
目次
負債科目とは?
負債科目とは、
会社が近い将来、必ず支払わなければならない義務(支払う約束)を分類したもの。
かんたんに言うと👇
- 今は払っていない
- でも、後で必ず払うお金
- だから「会社から出ていくお金の予定」



マイナスのイメージって思われがちだけど、普通に使うものだから心配いらないよ〜!
よく使う負債科目(初心者がまず覚える5つ)
初心者はこの5つを覚えるだけで十分。
実務でほぼ毎月使う代表的な負債をまとめたよ。
📘 負債科目一覧
「実務で特によく使う負債科目を、初心者向けに5つだけ表でまとめました。」
| 負債科目 | 説明 | 具体例 |
|---|---|---|
| 買掛金 | 商品やサービスを買ったけど、まだ代金を払っていないもの | 請求書払いの仕入・外注費など |
| 未払金 | 買掛金以外で、後で払うお金 | 備品の購入・年会費・ツール料金など |
| 未払費用 | 利用はしたが、まだ金額が確定していない費用 | 電気代・通信費・利息などの月末計上 |
| 預り金 | 一時的に預かったお金 | 従業員の社会保険料の控除分など |
| 短期借入金 | 1年以内に返す予定のお金 | 銀行の短期融資など |



この5つは毎月よく出てくるから、早めに覚えるととっても楽になるよ〜!
負債科目を使った仕訳の例
では、初心者が一番イメージしやすい仕訳例を紹介するね。
【例】備品(7万円)を購入して、請求書払いにした場合
商品は受け取っているけど、支払いは後で行う状態。
【仕訳】
「では実際に、負債科目を使った仕訳例を見てみましょう。」
| 借方(左) | 金額 | 貸方(右) | 金額 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 70,000 | 未払金 | 70,000 |



支払いがあとになる時は「未払金」や「買掛金」がよく使われるよ〜!
資産との違いは?
資産の記事でも触れたけど、
負債は資産とセットで覚えると理解が早いよ。
📘 わかりやすい比較
| 分類 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 資産 | 会社が持っているもの | 現金・預金・売掛金 |
| 負債 | 会社があとで払うもの | 買掛金・未払金・借入金 |



資産は「手元にある」、負債は「手元から出てく予定のもの」だよ〜!
初心者が間違えやすいポイント
✔ 買掛金と未払金の違い
- 買掛金:仕入や外注など「“買ったもの”に対する後払い」
- 未払金:備品購入やサービス料金など「“買掛金以外”の後払い」
✔ 未払費用の計上を忘れがち
例:月末に電気代の請求がまだ来ていない
→ 「未払費用」で計上する必要あり
✔ 預り金は「自社のお金ではない」
社会保険料の控除など、
従業員から預かっているだけのお金。



名前が似てるのが多いけど、慣れれば違いがすぐわかるよ〜!
まとめ
- 負債科目=「あとで払う約束があるお金」
- 買掛金・未払金・未払費用・預り金・短期借入金の5つが基本
- 資産との比較で理解が深まる
- 仕訳と一緒に覚えるとミスが減る



負債が分かれば仕訳がもっと楽しくなるよ〜!
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